シル・タメス・カンガエル

接客の距離感

お店に配属されて3日目。さあ、きょうも販売応援用のエプロンを身につけてがんばるぞ!来店したお客さんがちょこちょこ商品を見に来るようになったんだ。とはいっても、多くは自分の車のオイル交換を待っているだけみたい。

いらっしゃいませ!

開店前の朝礼での練習通りに大きな声であいさつができたぞ。営業の荻野さんからは、「あんまりしつこく接客しないように」と言われてるけど、それじゃ売り上げには繋がらないから困っちゃうよね。そこで、考えに考えた末に、お客さんが商品を見ている少し離れた場所から「何かいいもの見つかりましたか?」って声をかけることにしたんだ。これなら、嫌がる人はそのまま去っていくし、話したい人は話しやすいみたい。あと、接客しているうちに、年が近いお客さんには丁寧な言葉遣いよりも、友だちみたいにタメ口の方が反応が良いことに気づいたんだ。それに、このエプロン姿だと同じお店の人間に思ってもらえないこともあることがわかってきた。この調子で、近すぎず、遠すぎずの接客を続けてみようと思うんだ。

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